50を過ぎて思うこと

備忘録を兼ねて

スマートスピーカーを断捨離して気付いた最高のメリット

ガジェット好きの性でGoogle HomeAmazon Echoも発売と同時に購入したものの、結局両方とも譲って、代わりにネットラジオを聞くことができるBluetoothスピーカーを購入して使っている。

 

最初に使ってみたのはGoogle Homeだったが、こちらは1週間くらいで使うのを諦めてAmazon Echoを購入してしまった。致命的に使いづらかったのは、主ユーザーである筆者のアカウントしかどういうわけか登録できなかったことだ。今ではシステムもアップデートされてゲストユーザーでも声をかけてきちんとGoogle Assitantが反応してくれるのかもしれないが、発売当初はそんな機能もなく主ユーザー以外が使えないというのは仕様的もありえないだろうと思い電源を抜いて箱にしまってしまった。

 

次に来たAmazon Echoはセットアップも簡単で主に「湘南ビーチFM」を聴いたり、天気予報やニュースを読み上げてもらったり、テレビに出てくるタレントの年齢を聞くのに重宝してきた。

 しかしながらスマートスピーカーはよくよく考えるまでもなく気持ち悪い。「ねえGoogle」「Alexa」と呼びかけるとスマートスピーカーが「はい」と反応してくれると言うのはスマートスピーカーが常に周囲の音を拾っているからであり、日頃の会話が24時間365日GoogleAmazonに分析されちゃってると言うことを意味しているわけで、いくら便利とはいえ個人情報収集ツールを無償というお代を払ってまで部屋に置く意味がわからなくなってしまった。

 というわけで最初に書いたとおりGoogle HomeAmazon Echoを手放し、代わりに「湘南ビーチFM」をリビングで聞くことを主な目的に、リモコン付きのネットラジオも聴けるBluetoothスピーカーを購入した置いている。そして、スマートスピーカーがなくなって気付くのは電源を入れるにしても切るにしても、音量を上げるにしても下げるにしても、チャンネルを変えるにしてもいちいち椅子から立ち上がってリモコンかスピーカーの所まで歩いていく操作する必要があるわけで、スマートスピーカーがなくなって2日目、3日目くらいまではこの立ち上がり歩いて操作するということが、想定以上の億劫さを感じたことに我ながらショックだった。

 我が家の場合はまだラジオの再生がメインだったわけだが、これが灯りを点けたり、エアコンの温度を変えたり、部屋の電気をつける行為を全部スマートスピーカーに丸投げしちゃうと家に帰って動く=筋肉を使う回数が減るわけで、気持ち的にも立ち上がったりするのが億劫になっていくんじゃないかと思う。

 あと20年もすると、スマートスピーカー的な機械のある家とない家で生活した人を比較すると寝たきりになる年齢に差が出てくるという統計データも出てくるんじゃないかと妄想するレベル。

というわけで今後スマートスピーカーだけでなく、いわゆるスマートホーム的なガジェットは導入しないという選択もありかもしれませんね。

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XX年ぶりに電卓買い換えた話

愛用している電卓の調子が悪くなってきたので、買い換えることにした。

愛用していた電卓のモデルはカシオのMZ-120WLというPCのテンキーとしても使えて、しかもワイヤレスという突き抜けた感じの電卓だったんだけど遅延がひどくてPC用テンキーとしては全然使い物にならなかったものの、ボディの角度やボタンの感触が好きで途中他の電卓を試して使ってみても結局MZ-120WLに戻ってしまうぐらい馴染んでいたのだ。

 Amazonで同型機を検索

試しにAmazonでMZ-120WLと検索してみると、MZ-20SR-Nというモデルが 存在するらしいので見て見るとMZ-120WLの違いはPCテンキーとして使う場合にワイヤレスか有線かという違いだけらしいのでポチッてみた。

カシオ テンキー電卓 ジャストタイプ 12桁 MZ-20SR-N

カシオ テンキー電卓 ジャストタイプ 12桁 MZ-20SR-N

 

 新旧交代

折角なので旧MZ-120と新MZ-20と並べてみよう。ボタンの配置もなにもかも全部同じ。素晴らしい。古い方は白い部品が黄ばんでたりボディに傷がついてたりして味が出てる。新しい方はなんだか始めて喫茶店でアルバイトする学生のような初々しさがある。

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 PCテンキーとしてはそもそも使っていないので、同じ機能・同じボタン面の角度・同じボタンとボタンの間の感覚、ボタンの押し心地を継承してくれているのは非常にありがたい。

 で、古い方は何年前に買ったんだっけ?

 ちなみに旧MZ-120の方もAmazonで買った筈だと思いつき注文履歴を検索してみたら見事にヒット。

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なんと古い方を買ったのは10年以上前。

MZ-120WL よ、今までありがとう。

MZ-20よ、これからよろしく。

MZ-20が廃盤になったら困るから、予備に1台買っておいてもいいと思うくらいの名電卓です。

 

カシオ テンキー電卓 ジャストタイプ 12桁 MZ-20SR-N

カシオ テンキー電卓 ジャストタイプ 12桁 MZ-20SR-N

 

 

 

 

 

シンガポール人が使う晩ご飯デリバリーサービス

シンガポールに越してきてもうすぐ丸3年、最近になって必要に迫られ3ヵ月前ぐらい前からティンカットサービスという日本人には耳慣れないサービスを利用してみたところ、これが結構便利どころか最高に便利だったので紹介してみます。

ティカットサービスを簡単に説明すると

  • 月契約で
  • 毎日夕食が(昼食も頼める所もあり)
  • 自分の家の玄関までデリバリーしてくれる

っていうサービスで、シンガポール人の大半が住んでいるHDB(公団的なもの)でも結構利用している家庭が多いようです。

筆者が利用しているのはMom's Cookingっていう、おそらく創業者のお母さんがモチーフなロゴがチャーミングなティンカットサービス。

Mom's Cooking

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ここの特長は

で、他の所より値段は2倍くらい高い物の食材のクオリティも高めだし、量も多いので個人的には納得の内容で今日はこんな感じ。

【ここは環境に優しめな紙の容器で届きます】

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【肉料理が一品。今日は鳥料理】

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【もう一品は魚料理】f:id:harry178:20160104173903j:image

【そして野菜料理も一品】

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【そして個人的に欠かせないスープ!シンガポールのスープがおいしい!】 f:id:harry178:20160104173921j:image

と2人でお腹いっぱいになる量の4品がデリバリーで届きます。

シンガポールは日本とは手に入る食材も違うし、車がない駐在の人はお買い物も大変なので日本では自分で料理している人でもおいしく料理するのは結構大変だと思います。2人分で4万円というと日本にいると高い!と思われるかも知れませんが、シンガポールで考えると自分で料理した場合と比べてもそんなに大差ないんじゃないかと思います。ノンスパイシーを選択することもできるので小さなお子さまがいるご家庭でも安心です。

というわけで料理やお買い物に苦労している日本人家庭の方はティンカットサービス超おすすめですよ!


あとがき

個人的には現地の家庭料理っぽい料理を、出掛けずに食べられるのでご飯だけホームステイしている感じが味わえて楽しいです。日本でも同じ値段、味のクオリティ、味のバラエティーで晩ご飯が毎日届くなら是非利用したいですね。日本も労働者含め外国人が増えてくればこういうサービスも利用できるようになるメリットもあるかもしれないですね。

 

2冊目「自宅は会社に買ってもらえ!」本田浩子

2016年の読書2冊目はお金と友達になるに沿いつつ、法人としての人格で

自宅は会社に買ってもらえ!―社長が会社を使って資産を残す方法

自宅は会社に買ってもらえ!―社長が会社を使って資産を残す方法

 

を読んでみました。

著者の本田浩子氏について検索してみたものの、所長を務める会計事務所の地道なつくりのホームページは出てくるだけで、1冊目の菅井敏之氏のように著者の講演活動を宣伝サイトはなく、表紙から受けるちょっとコミカルな印象と違い、どちらかというと控えめで実直な税理士の先生なんだろうなと印象を受けますね。

というか表紙で万歳している男性のイラストのせいで途中まで著者は男性だと思い込んで読んじゃってて、このおっさんは誰なんだよという途中で表紙にツッコミを入れざる得ないわけなんですが、このおっさんが世のいわゆる中小企業の社長に対するイメージなんでしょうか?

さて、気を取り直して本の内容ですが、内容は凄く良いです。
この本も起業1年目から読んでおけば良かったの一言に尽きます。節税に関する戦略をきちんと持って会社経営を行う点で凄く参考になる一冊だと思います。税理士に寄っては本書と同じ内容のアドバイスをしてくれる人もいるかもしれませんが、経営者自身が知識を持ってて損はないという意味で一読しておいて損はないでしょう!


あとがき
この他にも同時に

起業5年目までに知らないと損する 節税のキホン

起業5年目までに知らないと損する 節税のキホン

 

 と

起業したらまっさきに読む経理の本 改訂第3版

起業したらまっさきに読む経理の本 改訂第3版

 

も読んでみたけど、これは情報の量が多すぎてこの内容を自分で知る必要があるなら経理の人になればいいのではと思える内容で、相談できる税理士がいるなら読まなくてもいいんじゃないかなーという印象。

 

1冊目「お金が貯まるのはどっち!?」菅井敏之

2016年の読書一冊目は2016年の自分テーマでもあるお金と友達になるに沿って

お金が貯まるのは、どっち!?

お金が貯まるのは、どっち!?

 

を読んでみた。

菅井敏之氏は元三井(現・三井住友)銀行の横浜と東京支店長を歴任した元バンカーで、銀行在職中に不動産投資を始め、家賃収入が7,000万を超えた所で銀行を退職してセミリタイア。現在は田園調布でカフェオーナーをしているというなんとも羨ましい状況のマネー専門家。公式サイトのお写真も笑顔が素敵で、自信と余裕と充実した人生を過ごしてますオーラがにじみ出ちゃってる。 

マネーの専門家・菅井敏之公式サイト お金が貯まるのは、どっち!?

 一言で言うと、20年前くらいに読んでおけば良かったなという1冊。初歩的だけど、あまり金融リテラシーが高くない家庭に育った人は、社会人になったら読んでおいた方がいいと断言していいレベル。

というわけで筆者はこの1冊を読んで今度日本に拠点を戻したら次のことをしようと決めました。

  • 信用金庫に口座を作る
  • 給与天引きで貯金を始める
  • 定期預金を始める
    (2016/01/03修正)別の本を読んだら定期預金はせずにリスクの低い対象に投資という方向もあるようなので、定期預金に関しては要検討。
  • 保険を見直す>インターネット保険に切り替える

あとがき
まあ、本当に初歩的な内容なんだろうけど、お金が苦手な筆者には勉強になったので5点満点!